愛宕神社は、日本三大火防神社のひとつといわれており、 創建が大同元年(806年)と伝えられている歴史ある神社
愛宕山には昔、天狗たちが住んだという伝説があり、天狗にまつわる 場所も多くあります。
そのひとつに、通称百垣と呼ばれる長い 階段の途中を少し入った所の岩の上には、天狗の修行の地と言われる
石尊がある。
その他、愛宕神社の裏にある階段をさらに登っていくと、そこには
飯綱神社があります。
亀に
飯綱神社の裏には 「十三天狗のほこら」と呼ばれる石のほこらがあります。
これは、 愛宕山に住んでいた十三天狗を祀ったものです。
また、山頂付近には、あたご天狗の森があり、大駐車場のほか スカイロッジやフォレストハウス、公衆トイレ、太平洋まで一望できる展望デッキなどが整備されております。
昔、愛宕山が岩間山といわれていた頃、 筑波山、加波山と並んで、ここは天狗の修験道場のひとつでした。
ここには最初5人の天狗が住んでいましたが、だんだん増えて
12人となり、やがて長楽寺からひとりの天狗が加わり、
13人の大、小天狗が住むようになり、「十三天狗」と呼ばれるように
なりました。
天狗たちは、羽団扇を持って雲にのり、大空を矢よりも早く飛び
妖魔を打ち払い、厳しい修行で身につけた術によって重い病人
を救ったり、天候を予知して作物の豊凶を占ったりして、人々を
幸せにしていました。
現在でも飯綱神社の裏側に「十三天狗の祠(ほこら)」と言われる十三個の石の祠や、天狗修行の地と言われる石尊(せきそん)などが残っています。
笠間市HPの観光情報より