ひなまつり

五節句のひとつ「上巳の節句」(七草粥・桃の節句「上巳の節句」・端午の節句・七夕祭・菊の節句)

ひなまつりの起源は
 平安時代、貴族の間で、季節の節目である「節句」に、身の穢れを祓う行事が行われた。
この行事が、「ひいな遊び」という、宮中で行う紙の着せ替え人形の遊びと結びつき、
身の穢れを人形に移して川へ流す「ひいな流し」となったということです。
現在のように、女の子の祭りとして、ひな段に人形を飾って祝うようになったのは江戸時代からのことです。

雛壇飾り
昔は、7段飾りで人形が15体というのが正式とされていました。

最上段  お内裏様
「内裏」とはもともと京都の御所のことで、お内裏様は、男雛と女雛の一対になっています。
本来「内裏雛」とは雛人形の男雛と女雛の一対を指すが、男雛を「お内裏様」、女雛を「お雛様」と呼ぶ誤りは一般化している。関西では、男雛は左、つまり向かって右ですが、関東では反対になっています
二段目  三人官女
詩を詠み、楽器を奏で、いろいろな行事の手配もしたといわれています。
座っている真ん中の官女に眉がありません 「結婚をせずに一生御使いします」という事だそうです。
三段目 五人囃子

元服前の貴族の師弟たち 「太鼓」「大皮」「小鼓」「笛」「謡」
四段目  左大臣・右大臣
年を取っている方が左大臣、若い方が右大臣です
五段目 仕丁
仕事は宮中の雑用係で、手にはほうき、ちり取り、熊手を持っています。
三人上戸ともいわれ、それぞれ泣き上戸、笑い上戸、怒り上戸
六、七段目 道具

雛あられ
白が大地、赤が生命、緑が木々を象徴し、そのエネルギーを体内に取り込んで、災いや病気を追い払うという意味が込められています。
白酒
このお酒の色にように、体を清めるという意味が込められています。
菱餅

下から緑、白、桃色になっており、緑は草燃える大地、雪の純白、桃の花を現しており、
春近い季節、雪の下には緑の草が息づき始め、大地には桃の花が芽吹くという風情ある風景を描いていると言われています

内裏雛の左右について 

中国の唐、日本では昔は「左」が上位であった。
左大臣(雛では髭のある年配のほう)が一番の上位で天皇が見ての左側(向かって右)にいる。
明治天皇までは左が高位という伝統で左に立った。
日本も洋化し、その後に最初の即位式を挙げた大正天皇は西洋式に右に立った。
それが以降から皇室の伝統になり、それを真似て東京では、男雛を右(向かって左)に配置する家庭が多くなった。
京都では伝統を重んじ、現代でも向かって右に置く家庭が多い。

◆社団法人日本人形協会では昭和天皇の即位以来、男雛を向かって左に置くのを「現代式」、右に置くのを「古式」とし
どちらでも構わないとしている。

調べてみるといろいろあるんですね(;^^A
今回 真壁で 男雛を向って左に飾っていたお店の主人は 右に窓があり 女雛の着物が日焼けしてしまうので
逆に飾っていると聞いたのと 京雛の飾り方が違っているので 帰ってから調べてみたら 知らない事ばかり(;^^A
まぁ 知らなくても恥をかいたというほどのものではないけれどね(;^^A
ちょっと まとめて記載してみました♪
それ以外のも 関東と関西では 雛人形の顔も好みが違うそうですし
飾るものにも違いがあるそうですね

  

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