鹿島神宮の森

1963(昭和38)年に県の天然記念物に指定されたこの森は、
70haの広さの中に630種を越える多彩な植物が繁茂しています。
芭蕉もこの地を訪れ、境内の松の大木を前にして、
はるかな古代に思いを寄せた歌を詠んでいます。

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奥宮(おくのみや)

江戸幕府の将軍徳川家康公奉納

慶長10年(1605年)に本殿として奉納された建物を
元和5年の造営のときに場所を移して、奥宮としました。

要石

要石が地震を起こす地底の大鯰(おおなまず)の 頭を押さえているから、
鹿島地方では、大きな地震がないと伝えられています。

※現在は 「鯰」と言い伝えられていますが
江戸時代の始めごろまでは「龍」がいると 言われていたそうです。

万葉集に、
香島の大神がすわられたと言う、石の御座(みまし)とも
古代における大神奉祭の岩座(いわくら)とも
伝えられる霊石(れいせき)です。

要石は見かけは小さいが、実は地中深くまで続いている巨岩だそうです。

徳川光圀公が、要石の 根本を確かめようと、
七日七晩この石の周りを掘りました。
しかし、掘れども掘れども、掘った穴が翌日の朝には元に戻ってしまい、
確かめることができませんでした。

さらに、ケガ人が続出したために掘ることをあきらめた、
という話が【黄門仁徳録】 に伝えられています。

ハイキングコースにもなっている神宮の森

途中の売店

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