養老2年(718年)以前に書かれた常陸国風土記には、
【香島郡】(かしまのこおり)と書かれています。
香島郡の名前は、【香島天之大神】(かしまのあめのおおかみ)の郡(こおり)
より香島郡と付けられたそうです。
養老7年(723年)ごろから、鹿島神宮の神鹿の【鹿】の字を取って
【鹿島】と書くようになったと伝えられています。
雨で靄のかかった森の道
鹿島の七不思議
1 要石
地震を起こす大なまずの頭を押さえているといわれている霊石。
2 御手洗
大人が入っても 子供が入っても水面が胸の高さを超えないと言われている。
3 末無川
鹿島神宮の東方にあって水の流れが 地中に潜ってしまい末がわからない川。
4 御藤の花
花の多少で豊作 凶作 が占えるという。
5 海の音
海の音が北に聞こえるときは晴れ南に聞こえるときは雨といわれる。
6 根上がりの松
鹿島神宮の森や高天原に生える松はすべて切り株から芽が出て何度切手も枯れない。
7 松の箸
鹿島山に生える松で作った箸はヤニがでないといわれている。